紫外線(UV)とは
地上に届く太陽光には、目に見える可視光線と、目に見えない紫外線と赤外線が含まれています。紫外線は、波長の長いUV-A(315nm~400nm)と波長の短いUV-B(280nm~315nm)、更に波長の短いUV-C(100nm~280nm)に分類されます。紫外線に殺菌作用があることは、太陽光による日光消毒など古くから知られています。太陽光の紫外線のうち、290nmより波長が短い紫外線は大気圏のオゾン層により吸収され、地上にはUV-AとUV-Bの一部のみが届き、UV-Cは地上に届きません。ウイルスなどの殺菌に大きな効果があるのはUV-Cの波長域です。